手作りパンでちょっと贅沢🍞

オーバーナイト発酵パンに挑戦してみました

ホームベーカリーを持っていない初心者の私が通常のパン作りに取り組むと、うまく捏ねられずに気がつけば台所で数時間たっていた、ということが多発、、、。
なかなかパンを作る時間が取れず、手作りパンへのハードルがどんどん上がっていきました。

けれどやっぱり諦めきれないパン作り。
まとまった時間が取れなくてもできる方法はないかと調べてみると、「オーバーナイト発酵」という作り方があることが分かりました。 
シンプルな材料で手軽にできたので、私が参考にしたサイト、やってみたアレンジと合わせてご紹介します。

オーバーナイト発酵の特徴

オーバーナイト発酵とは、文字通り一晩かけて発酵させる製法のこと。
冷蔵庫の野菜室でゆっくりと発酵を進めることで徐々にグルテン(小麦粉に含まれる成分。パンのもちもちの素)が形成されるため、通常よりも少ない捏ねでよいそうです。

今回参考にさせていただいたのは以下のサイトです。
細かく解説しながら手順を載せてくださっているので、パン作り初心者でもおいしいパンが焼けました!

自家製パン、夜仕込んで朝焼き立て! 「オーバーナイト発酵」でラクラク – トクバイニュース (tokubai.co.jp)

今回はたくさん作りたかったので2倍量で仕込み、全量1日で焼き切りました。

バタバタと別のことをしながら作った例ですが、大まかな手順と所要時間は以下の通りです。
▻1日目(およそ1時間半)
計量・捏ね(15分)
発酵(捏ねの合間10分×2、野菜室に入れる直前に1時間)
▻2日目(およそ1時間)
分割・成形(20分)
最終発酵(30分)、焼成(15分)

所要時間の約半分は生地を休ませる時間なので、台所の片づけや料理の準備もぐんぐん進められます。拘束時間、負担感はとっても軽いです。
また、今回は倍量仕込んだこと、総菜パンや菓子パンにアレンジしたために成形に時間がかかりましたが、シンプルな白パンであればもっと短縮できそうです!

いろいろアレンジ

冷蔵庫に余った食材で私なりにアレンジしてみたのでご紹介します。
溶き卵を塗ってから焼くと艶が出てより食欲をそそるパンになりました🍞
全て200℃のオーブンで15分ほどの焼き時間です。

・ベーコンポテト
分割した後に生地を平たく伸ばす。
縁を残してマッシュポテト、刻んだ薄切りベーコン、薄切り玉ねぎ、コーン、ピザ用チーズを乗せる。
縁に溶き卵を塗る。

・シェパーズパイ風
分割した後に生地を平たく伸ばす。
縁を残してマッシュポテト、ミートソース、ピザ用チーズを乗せる。
縁に溶き卵を塗る。

・レーズンシュガートップ
2日目、レーズンを混ぜ込んでから分割する。
丸く成形して溶き卵を塗る。
キッチンバサミを使い、上部を十字にカットする。
カットした部分に小さく切った無塩バターを挟んだら、最後に上からグラニュー糖を振りかける。

・さつまいもパン
2日目、黒ゴマを混ぜ込んでから分割する。
角切りのさつまいもの甘露煮を包み込む(楕円形にすると成形しやすい)。
溶き卵を塗る。

普段はジャムやソースをかけて食べるのが好きな子どもも、手作りの白パンは何もつけずにパクパク食べていました!
アレンジパンで人気だったのはシェパーズパイ風です。

オーブンから徐々に広がるパンの焼ける香りは格別です…☺
手軽に作れてアレンジの幅も広いオーバーナイト発酵パン、ぜひお試しください!


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